リハビリのこだわり

リハビリセラピストのこだわり
 (理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)

◆総合リハビリテーション室 室長としての"こだわり"

室長
総合リハビリテーション室 室長
理学療法士 朴容成

当院は、昭和40年代からリハビリを標榜する歴史ある病院です。この伝統を次世代に引き継ぐために、切磋琢磨しています。当初、少ない人数で運営していましたが、現在では50名近くのセラピストで運営しています。そんな中で、利用者さんやご家族様の思いを形にするためには、セラピスト一人ひとりが、専門職としてしっかりと成長しなければなりません。当室は、皆さんが笑顔になっていただくことを使命に感じています。私の役割は、スタッフが自主的に自己研鑽する雰囲気づくり、スタッフが笑顔で働ける環境づくりを心がけています。患者様患者様から“この人とリハビリしたい”と思われるセラピストの人材育成、セラピストから“ここで成長したい”と思われる教育環境にこだわっています。

>>朴容成 facebook<< 

◆"チーム力"のこだわり

PT,OT,ST所属長
所属長
作業療法科 理学療法科 言語療法科

総合リハビリテーション室は、理学療法科、作業療法科、言語療法科の3つの“科”があります。多数の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が在籍し、3科の人間関係にこだわっています。一人の患者様患者様に最適なリハビリを支援するためには、我々のチーム力が欠かせません。週に一度、3科の所属長ミーティングを開催し、3科の運営とチーム力の向上に励んでいます。


 

◆教育システムのこだわり "クリニカルラダー"


当室は5つに分けたレベルに沿って、教育目標を定めています。例えば、レベルⅡは一人前セラピストを、レベルⅣはスペシャリストを目指します。各レベルに、臨床実践、役割遂行、教育研究の項目があります。入職した後は、各レベルに沿った項目達成を目標に、生涯教育を方針に成長していただきます。

◆新人教育こだわり

新人教育の様子
新人ケース発表会 

教育のクリニカルラダーがありますが、その中でも特に、新人教育に力を入れています。新人教育には、直接サービスと間接サービスに分けて指導します。
直接サービスとは、理学療法、作業療法、言語療法など専門職として必要な知識・技術の指導です。間接サービスとは、挨拶などの接遇、組織論やコミュニケーションなどの社会人としての指導です。入職3ヶ月間は新人教育の強化期間として、先輩が付き添い見学、模倣、実施の順で指導します。

 

◆教育方法のこだわり プリセプター制度

教育方法は、プリセプター制度を導入しています。新人スタッフに対し、2~3年目の教育担当者を配置し、またその担当教育者にも5~6年目の担当教育者を配置しています。在籍中は、その制度の中で教育を受け、後輩の教育も担当していただきます。この制度の中で、常に教育を受ける側、又、教育する側としても成長していただきます。

 

◆"キャリア開発"センター

リハビリスタッフ

私は大学卒業後、理学療法士として働く中で臨床と研究の必要性を感じ、大学院進学・卒業しました。我々の仕事は思いやりや経験も大切ですが、それと同等に科学的根拠を持って患者様患者様と接すること.これも大切です。理学療法士として働き出した当初は、その思いと反していた自分に矛盾を感じ、悩んだ日もありました。

今は、セラピストのためのキャリア開発センターの担当者を任され、私と同じように悩むセラピストを支援したいと思っています。私たちには、患者様患者様やご家族様を笑顔にできる力があります。そのために、共に成長しましょう。
(平成28年神戸大学大学院卒)

 

◆院内勉強会

院内研修の様子

総合リハビリテーション室では、月2回院内勉強会を開催しています。勉強会は、院内セラピストや院外講師を招き、臨床に直結する内容にこだわっています。
 

 

 

◆研修会、学会発表

老健の見学

急性期病院、老人保健施設など施設外研修に積極的に参加しています。視野の広いセラピストの人材育成にこだわっています。また、学会発表や研修会にも積極的に参加しています。

>>学会発表者一覧<<
>>研修会・学会参加者一覧<<

 

◆"資格取得"のこだわり


認定理学療法士5名、認定作業療法士1名、認知言語聴覚士2名が在籍しています。また、3学会呼吸機能療法士、日本糖尿病療養指導士、NST資格、認知症ケア専門士、介護支援専門員などの資格保持者は多数が在籍しています。これは、生涯教育のクリニカルラダーに資格取得も含まれ、それが資格手当として支給されます。

卒業教育の一環として、様々な資格取得に向けて学んでいただき、成長を応援しています。

 

◆"人間関係"のこだわり

集合写真

総合リハビリテーション室は、新人歓迎会、忘年会の年2回の食事会があります。参加率はほぼ100%と人間関係も充実しています。また年1回の海外旅行を予定しており、グアム、韓国、香港など旅行しました。国内は伊勢神宮や鳥取砂丘も旅行しました。年に数回、マラソン大会やアクアスロンにも出場しています。

 

◆"ワークライフバランス"のこだわり

リフレッシュ休暇で念願のニューヨーク旅行に!
リフレッシュ休暇で 
念願のニューヨーク旅行に! 

総合リハビリテーション室は、サービス残業廃止、有休消化の推進を心がけています。
院内の勉強会は業務時間内に行い、院外の研修会は出張などで参加していただきます。また年一度は1週間の長期リフレッシュ休暇制度を設けています。当室セラピストの、前年度の有休消化率96%でした。仕事中は専念していただき、休むときは休む。メリハリを大切にしています。

 

page top